ついに退会したぞ!

もめまくっていたファイトバックの会をついに退会しました。
会員だと(しかも世話人だし)、いろいろ言えないこと、書きづらいことがあったのも確かなのだが(それにしては書いていたという説もあるけど)、その足かせがとれたのは本当にすっきりした。会自体にもあきれはてていたしね。

謝罪チームのメンバーと書いて、会のMLに出した退会メール、以下に貼付けます(MLのメールにかいてある私以外の個人名はすべて抜いています)。世話人4人が一気に世話人と、会自体両方やめました。そして、これより前に世話人をやめた方もお一人いらっしゃいます。

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このたび、世話人/謝罪チームA,B,Cと山口はファイトバックの会の世話人をやめ、会も退会することにいたしましたのでご報告をいたします。

ここしばらくの間、MLにおいて世話人/謝罪チームと会員の方とでDさんへの謝罪をめぐって議論をしてきましたが、 原告、代表、副代表、その他の謝罪チーム以外の世話人の方からの意見はついにだされませんでした。
Dさんへの謝罪の件は、私たち世話人が、なかなか着手できず、7月3日ようやく会としての謝罪が決定し、 謝罪チームが発足し、 Dさんと直接コンタクトをとり、web上でのお詫びはできましたが 世話人会の分裂(実質上の謝罪チーム排除)という結果にいたりました。
あまりに謝罪までに時間がかかりすぎたことから、結局決定されていたはずの、会としてのDさん個人への丁寧な謝罪はできずに終わりました。世話人MLにおいて、いまやなんの交信もありません。世話人会を開こうにも、一方的に代表の指示によってキャンセルされるなど、大変な苦労があり、また、会議が開催されても、謝罪に関する話はいっこうにすすみません。一般会員用のMLについても、これだけ会および世話人会のあり方が問題になっているのに、謝罪チーム以外の世話人からは事務連絡以外、何の投稿もありません。議論をし、問題解決しながら運動をすすめるという意思などないようです。 もはや、世話人としての信頼関係を取り戻すことは不可能となりました。

特に、会として決定したDさんへの謝罪を遂行すべく、会の中での調整役として、引っ張って行くべき立場であるはずの、代表と副代表がまったくその役割を果たさず、逆に謝罪に反対する意見を繰り返してきたこと、会を代表する立場として、謝罪に関して責任を果たそうという気持ちもないようであること、むしろ謝罪への動きを止めようと、世話人会を中止するなどの圧力をかけたこと、そして、原告ご自身が「Dさんをバッシングするのはやめてください。会としての謝罪を迅速にすすめてください」と一言いってくだされば、もっと、速やかに謝罪がすすんだと思いますが、そうしようとはせず、結局この件については現在に至るまで、静観という立場を取り続けられていることにも非常に失望しました。

すでに世話人を7月24日付で降りられたEさんは、7月23日の世話人会が代表によって一方的にキャンセルされたので、 このような世話人会の有り方 に失望し、世話人を降りる決意をされました。Eさんに続き、私たちA、B、Cと山口も世話人を降りることにしました。 (世話人会は原告の来阪時に合わせて開催しています。この日の開催も、原告からEさんに日時を伝えられ世話人との合意で決定されていました。)

さらに、私たちはこの裁判を支援すること自体が非常に苦痛となってきました。原告の今回の問題への対応のまずさは、支援してきた私たちとの信頼関係を著しく失わせるものでした。控訴審で新たに付け加えられた人格権の主張も、Dさんの人権を会が侵害し、その上そのことへの謝罪にこんなにも時間が かかることと、相当矛盾することです。 本来この裁判はDさんを非難するものではないはずですが、代表、副代表、原告そして世話人の一部もそれが当然のものとなっていたことが今回わかり、それがどうにもならないとわかるにいたって、裁判支援の継続そのものに無理が感じられるようになりました。そして、MLにおいては一般会員の一部にもDさんバッシングが広がっているような状態となっています。また、勝つためには手段を選ばないといった裁判の闘い方自体にも、違和感をもつに至りました。 会としての決定された事項である、Dさんへの謝罪についても否定するような議論や、謝罪チームに対する誹謗中傷や、謝罪チームを世話人から排除するための相談などが代表、副代表、原告、その他の謝罪に関係しなかった世話人などによって、8月下旬に至るまでずっとなされていたことで、信頼そのものが根底から崩れ、もはやこの会で活動していくことは無理であるという結論に達しました。

そこでA、B、Cと山口は会そのものも辞めることとしました。 呼びかけ人(A,Bと山口)、賛同人(C)からもおりさせていただきますので名前を消してくださるよう、お願いいたします。
非正規雇用の問題、バックラッシュ問題、そして今回起きたネットにおける誹謗中傷問題などについては、会の外から問題提起をし、運動をしていこうと思っています。そのほうが有意義な運動ができると思い至りました。今回のネット人権侵害の問題については、各自のブログなどにおいて検証をすすめていくつもりです。

A,Cは現在、ML管理人ですが、会をやめますので、以前ML管理チームにはいっておられた、FさんにすでにMLオーナーを引き継いでいただくよう、お願いしてあります。ウェブチーム、ブログチームについては、すでに辞任しています。新しいウェブチーム、ブログチームのメンバーは謝罪チームが知らないうちに決められているようです。

会がニュースへの謝罪文の掲載など決定事項をしっかり行い、今後の運動において、人権問題に対して、敏感に対応できるようになることを願っています。

2008年9月7日
ファイトバックの会世話人
A,B,C、山口智美

(追記)「会のあり方」というより、「世話人会のあり方と、世話人の会のリードの仕方」ではないかというご指摘をうけました。確かにそうです。一部の世話人と近い関係にある一般会員さんをのぞいては、ほとんどの会員さんたちは何も状況を知らされていませんでした。ということで、ここは「世話人会のあり方」が主な問題であるいう意味だと読んでください。