「フェミニズムの歴史と理論」70年代ウーマンリブ運動とメディアに関するエントリ掲載

「フェミニズムの歴史と理論」サイトの更新を少しずつ再開しています。
先日は斉藤正美さんによる国立女性教育会館(ヌエック)の現状に関するエントリの掲載を紹介しましたが、今回は70年代ウーマンリブ運動とそのメディアをめぐるストラテジーに関して、斉藤さんによる2つのエントリを紹介します。

斉藤さんも私も、もとはといえば1970年代からのウーマンリブ運動など、フェミニズム運動の歴史を追いかけてきた研究者です。そういうわけで、できることなら70年代からのフェミニズム運動の流れも近刊の社会運動の戸惑い: フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動の中で書きたいのはやまやまだったのですが、本は主に90年代半ば以降、とくに00年代の動きを中心に扱っていることもあり、スペースの都合上、泣く泣くあきらめたのが70年代のリブやフェミニズム運動に関する部分でした。そして、80年代もかなりの部分を諦めざるをえず... そういった、今回の書籍に書くのはあきらめたけれども、歴史としては大変に重要である事柄について、加筆などもしつつ、ブログ用にアップしていく予定です。

この後、斉藤さんによる中ピ連とメディアに関するエントリ、そして私が行動する会について書いていく、といった感じで、ちょっとしたシリーズ的に続けていくつもり。

そのほかにも、「フェミニズムの歴史と理論」サイト掲載用のほかのエントリ案もいくつか出てきているところですので、お楽しみに〜。