リブに関する本をいくつか紹介

G★RDIASブログの、font-daさんによるエントリーで、リブに関する本が2冊ほど紹介されている。
私の名前も脚注で出していただいているし、ネットでこういうリストはあまりまだ出ていないのかもしれないので、私の手元にあるリブ本をいくつか紹介。
抜かしているものもあると思うので、これ重要なのに抜けてるぞ!というものがありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。(私もまた後で、ほかに思いつくかも、、)

まずはリブを語るに必須のこの3冊。当時のリブの書き物のコレクション。これだけの資料を選び、各団体や文章の著者に連絡をとり、、と、編集は大変な作業だったという。1〜3巻まで、年代、テーマ、地域と複数の柱のもとに構成されており、リブがいかに一極集中ではなく、さまざまな地域で起きていた多様な動きだったかというのがわかる。

資料日本ウーマン・リブ史 (1)

資料日本ウーマン・リブ史 (1)

資料日本ウーマン・リブ史 (2)
資料日本ウーマンリブ史?

そしてこちらも必須の一冊。『銃後史ノート』と『銃後史ノート戦後篇』全冊は、日本の女性運動史を語る上で欠かせない書物だ。他の巻は女性史家たちがまとめた文章が主になって掲載されているが、この最終巻の『全共闘からリブへ』だけは、当事者たちが書いた文章が主になっており、興味深い座談会も掲載されている。

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リブに関する映画も紹介

本を紹介したので、リブもの映画も紹介。

栗原奈名子監督『ルッキング・フォー・フミコ』1993年
(英語題 Ripples of Change 英語版はWomen Make Moviesで売ってます。高いけど、、、)

山上千恵子、瀬山紀子監督 『30年のシスターフッド』2004年
こちらから購入可能。

この映画は、昨年アメリカ上映ツアーを開催。そのアメリカツアー記録ビデオというのも実は存在しています。(残念ながら今のところ非売品。)