「運動内・学会内マジョリティの「連帯」をぶち壊すということ」チャット掲載

バックラッシュ!』キャンペーンブログ跡地に、「運動内・学会内マジョリティの「連帯」をぶち壊すということ」というタイトルの、筒井真樹子さん、斉藤正美さん、macskaさん、tummygirlさんとご一緒させていただいたチャットが掲載されました。チャット自体、様々な論点に飛びまくってまとまりがつかなかったと思われるのを、ここまでまとめてくださったmacskaさんに感謝!

チャットの中で言及している、私の「『ジェンダーフリー』をめぐる混乱の根源」の文章掲載をめぐって起きたごたごた。今から思えば、あれがチャットの中で話題になった、「連帯」のために異論はないことにしたり、おさえつけたりすることが起きていることを自らの体験から実感した、最初だったかもしれません。

日本女性学会ニュースのウェブ版と公共性の欠落

3月1日のエントリの追記としても書いたのだが、日本女性学会の学会ニュースのウェブ版は、印刷版が8ページあるのに対し、3ページ短い5ページしかない。(そのほか、会員の住所変更など記載されている、ページ番号のないはさみこみページがあるが、これは8ページの中に含まれない。)内容的に何が違うかといえば、幹事会の議事録がすべて抜けているのと、「会員からの投稿」という牟田和恵さんによる記事(3/1エントリでとりあげている)が抜けていることだ。そして、ご丁寧にニュースレターの目次のページ数が、抜けた分訂正までされている。

日本女性学会というのは、公共的な団体であるはず。その幹事会の議事録をHPで公開しないのはなぜなんだろう?「内向き」になって、公共性が欠落している気がしてならないのだが。もうひとつ削除されている牟田さんの投稿は、「会員からの投稿」というのはいつもウェブ版では削除される運命なのか、それとも学会内での「内輪もめ」に関する記事だから削除されているのだろうか。記事を書いたご本人や、記事にでてくる関係者の希望で削除されたのか、それとも学会側が「外向き」としては不適切と決めて削除したのか、どちらなんだろう。いづれにせよ、「学会ニュース」印刷版は各地の男女共同参画センターや一部図書館などに送られているはずなので、公共的に誰でもしようと思えばアクセスが可能であることには変わりはないのだが。