年間予算36万円の日本女性学会HPなのだが

日本女性学会のHP。リニューアルにともない、年間予算を今年は多めにとったという説明が、昨年の年次大会の総会の場でなされたことは、このブログでも以前報告した

久々にチェックしたい情報があったので、見に行ってみたところ、、

  • What's New!の項目の中身がおかしくなっている。
  • 私の環境(Mac OS10.5, Firefox)でみると、デザインがくずれていて見づらい。(真ん中のコラムがやたら狭くなっている。)私だけ、ってことはないよね?Safariのほうだと大丈夫なのだけれど。
  • 久しく更新した様子がない。(「最新情報」の欄にのっているのは去年の6月時点の情報。)

36万円の内訳がどうなっているのか、ますます謎が高まってきた気がする。。

それともうひとつ不思議なのが、「ご注意」の項目。

  • このページは、自由にリンクして下さい。ただし、事後でも結構ですから、ご連絡下さい。
  • このページを公共の媒体で紹介される場合は、事前に必ずご連絡下さい。
  • このページ上の文章等を無断で転載されることのないよう、お願いします。

無断転載禁止の最後の項目はまあいいとして、リンクの連絡とか、公共媒体(って紙媒体とネットなんだろうかな)で紹介する場合は事前に必ず連絡しろとかって、、ネット時代にあった注意書きなんだろうか。ちなみに、私はこのエントリを書く前に、わざわざ女性学会に事前に連絡していないんだけれど、それはやってはいけないことという位置づけなんだろうか。

時々、女性学で有名な某大学院の院生さんから、「ブログのこのエントリを論文で引用していいですか」というメールをいただくときがある。私としては、出版した論文と同様、ネットというのは公共の媒体であり、そこに掲載した文章は、引用をきちんとしてくれれば、自由に使うなり、批評するなりしていただいて当然だと思っているのだが、、上記の女性学会HPの注意書きをみると、院生さんたちがわざわざ連絡してくるのは、女性学会的なマナーに従っているってことなのだろうか。

何だか違和感を感じるのだった。