WAN争議、勝利和解!

現在旅行中につき、このブログにアップするのが送れましたが、各所でニュースが流れているように、WAN争議は当該の遠藤さんとカサイさんにとっての勝利和解という形で解決しました。詳しくは非営利団体における雇用を考える会(仮)のブログエントリ、【速報】WAN争議解決【勝利和解】をご覧ください。

まずは、遠藤さんとカサイさん、おめでとうございます。100%満足のいく結果ではなかったようですが、それでもこの勝利は本当に大きなこと。署名ブログにもありますが、「当該が泣き寝入りせざるを得ない労働争議が多いなか、今回の勝利和解は快挙と言っても過言ではありません。」まさにそう思います。今までこの問題がずっと存在してもなかったかのように扱われ、泣き寝入りし、運動からも去っていった数多くの人たちのことを考えると、ひじょうに重要な一歩だったと思います。

勝利和解はすばらしいことですし、WAN理事会の急な方針転換は理由はわからないなれど、それ自体はすばらしいご決断だったと思います。ですが、そもそもこのような争議という事態に陥った状態や争議の経緯、今回の結果についてなど、WAN理事会の、ウェブサイトでのご説明が待たれるところです。今まで、一般のウェブ読者およびウェブ会員には、この争議がなかったかのようなご対応でしたが、争議が解決した今、しっかりとした説明が期待されます。

さて、勝利和解という結果がでたおかげで、計画していた6・6東京集会「非営利団体や市民運動における雇用や無償・ボランティア労働を考える〜ユニオンWANの事例から」は、勝利報告集会という位置づけになりました。遠藤さん、カサイさんから今回の争議の経緯や、ユニオンWANの運動について伺い、この結果を今後の非営利団体の労働問題解決にむけてどう生かせるのかを話し合いたいと思っています。ぜひふるってご参加ください!